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花咲か日記

2014年1月31日

エゾシカ

ほとんど車の行き来のない道。
真っ直ぐに伸びる道の両脇には落葉樹を中心とした木々が並んでいます。
樹高が低いせいか、林の中に伸びる道は意外なほど明るく見通しが利きます。

林縁からハイタカらしき猛禽が飛び立ちました。
ヒヨドリが甲高い声で鳴きながら飛んで行きます。
遙か先の道沿いの木の枝に大きな鳥がとまっているのが見えます。
オジロワシです。

前の道を1頭のエゾシカが横断して行きました。
一呼吸置いて2頭の小鹿が後に続きます。

林の中に隠れた3頭は、振り返ってこちらを見ています。
濡れた黒い瞳で真っ直ぐに。
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エゾシカはニホンジカのうち北海道だけに生息しているもので、
ニホンジカよりも体が大きくオスの角も立派(三又四尖)なのだそうです。

増えすぎたせいで すっかり嫌われ者になってしまったエゾシカ。
近年の農林業被害や森林生態系への影響は深刻で、
去年1年間に駆除(狩猟を含む)された数は14万頭を上回るそうです。

明治時代の乱獲と大雪で 一時は絶滅が危ぶまれました。
道は、人と共存し生態系を守る道を模索しながら個体数の調整に取り組んでいるとか。


寄り添う小鹿とお母さん鹿の瞳を見ながら、
胸がチクリと痛くなりました。




2014年1月28日

遊び心で

氷点下20℃近くの寒い朝がやってきたかと思うと
日中0℃近くまで気温が上がったり、
前日との寒暖差が15℃以上あったりと、
目まぐるしく気温の変化する日が続いています。

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皆さん、体調を崩されていませんか?

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「寒いか、暖かいか」なら、迷わず「暖かい」を選ぶのですが
この時期の北海道。
暖かい日には 湿った重い雪がセットでついてくるのことが多いので、
どちらを選ぶのも躊躇してしまいます。


先日苫小牧の研究林で かわいらしい雪だるまを見つけました。

ベンチの上に仲良く並んだ雪だるま。
陽射しで目と鼻が取れてしまっていますが、なかなかの出来でしょ。
頭の上に乗っかった葉っぱがいいですよね。
遊び心があって。

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こちらは近所の公園の風景。
お天気のいい日、小さな丘はそりすべりを楽しむ家族でいつも賑わっています。

子供たちのはしゃぐ声が聞こえてきます。
大人も みんな笑顔です。
つられて こちらまで笑顔になってしまいます。

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雪かきに疲れ、寒さにうんざりすることもあるけれど、
自然は美しい造形美を見せてくれるし、雪だるまを作ったり、そりすべりだってできる。
氷濤まつりに、雪まつり。
寒さや雪を味方にしたイベントも目白押しです。

まだまだ続く北国の冬。
ため息をつきたくなる日もあるけれど、
ここはひとつ、遊び心で乗り切ってまいりましょう~。

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2014年1月26日

庭に集まる小鳥たち

餌の少なくなるこの時期、
実のなる庭木や餌台を目当てに住宅地にやって来る野鳥が少なくありません。
今回はそんな鳥を ちょっぴり紹介してみたいと思います。

ヒヨドリ 体長27cm
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シジュウカラ  体長14.5cm
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ツグミ   体長24cm
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シメ   体長19cm
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ヒレンジャク   体長18cm
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ハシブトガラ  体長13cm
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アカゲラ   体長24cm
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ヤマガラ  体長14cm
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ミヤマカケス   体長33cm
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ムクドリ  体長24cm
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運が良ければ、シマエナガやウソ、コゲラ、
マヒワなどが庭に姿を見せてくれるかもしれません。
本州なら メジロやモズなどがやって来るかもしれませんね。

庭にやって来る野鳥をのんびりと眺めるのって、結構楽しいですよ。
実のなる庭木、お勧めです。




2014年1月24日

策士のピンチ

さわらは、なかなかの策士です。
私の気を引きたいときは、テレビの後ろやPCの周りをうろつきます。
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テレビの上に飛び乗ると、私が放っておけないことを知っているのです。
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液晶が傷ついては元も子もないので 仕方なく追い払いに行きます。
さわらは しっぽをピーンと立て、ご機嫌で逃げて行きます。
そして鬼ごっこが始まります。
‥あぁ、さわらの思う壺だ。
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昨日、PCに取り込んだ写真を整理していると
いつものようにさわらがやって来ました。

椅子の上に飛び乗って、私の頭を前足でちょんちょんとタッチ。
「もうちょっと待ってね。今、忙しいからね~。」

相手にされないと分かると、さわらは机の上を歩き回り始めます。
「コードに気をつけてよ。」

と、次の瞬間
机の上に置いてあった外付けハードディスクが‥落ちました。

ぎゃあ~!

慌てて さわらを部屋から閉め出し、
ずれたハードディスクの本体を元の位置に戻し、カバーを閉じ、
抜けてしまったコンセントを差し込み‥

おぉ、良かった~。写真は無事だ。


ドアを開けてさわらの様子を見ると、部屋の隅でしょんぼりとしていました。

ごめん、ごめん。
ハードディクス、大丈夫だったよ。
お母さんが悪かったね。

しばらく抱かれたままピッタリとくっついていたさわら。
何か対策考えなきゃいけないなぁ。

平和な日常の1頁。
愛しい大切な時間です。




2014年1月22日

僕らはみんな生きている

凍てつく北国の冬。
自然の中で生きる動物にとっては厳しい環境ですが、
彼らは実に逞しく生き抜いています。
その姿は微笑ましく また感動的で、見ているだけで勇気がわいてきます。

水浴びのあと(ヒガラ)
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マガモと(♀)とホオジロガモ(メス)
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シマエナガ
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コゲラ
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ベニヒワ
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エゾリス
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マガモ(♂)
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ヨシガモ(♂)
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羽の傷ついたヨシガモ。
春に比べれば随分状態が良くなってきました。

でも、まだ飛ぶことができません。
ついに住処としている池のほとんどが凍ってしまいました。

昨日の朝様子を見に行ったら、池に姿がありません。
しばらく探して、池に繋がる小さな川に姿を見つけました。

川に行くには、1m ちょっとの滝を超えなくてはいけません。
ふかふかの雪の中に、1本の小さな小さな道を見つけました。
ヨシガモがつけた道でした。

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2014年1月20日

静電気と瞬き

今日の最高気温は氷点下7.8℃。
寒い日が続いています。

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ジーンズの上に暖パンを履き、重ね着したヒーテックの上にフリースを羽織り、
ダウンコートにマフラー。
靴下も2枚、手袋も2重。
雪だるまのような恰好でフィールドを歩いています。

それでも風の強い日は顔がヒリヒリと痛み、
寒さで耳がちぎれそうなります。

耳当てを持っているのですが、鳥見中はほとんど使いません。
鳴き声が鳥を見つける大切な手掛かりになるからです。

どうしても我慢のできない時は一時的にフードを被りますが、
不自由な感じがしてすぐに取ってしまいます。

そうすると私の髪の毛は静電気で逆立ち、しばらく顔中にまとわりつきます。
そう。下敷きで頭を擦った後の、あの感じ。(笑)



※※※ ※※※ ※※※ ※※※ ※※※ 



猫の目を見てゆっくり瞬きをすると、猫は安心し愛情が深まる。
という話をご存じでしょうか。
試しに さわら相手に実験してみました。

いつものようにベッドに上がって来たさわらに、
優しく目を合せ、ゆっくりと目を閉じる。
これを何度か繰り返してみました。

と‥
さわらは、同じようにゆっくりと瞬きを返してくれました。
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おぉ‥なんというお利口さん。

単純な私はいたく感動し、さわらへの愛を深めたのでした。
ゆっくりの瞬きって、猫だけじゃなくて人間にも効くのね。




2014年1月19日

霧氷

このことろ氷点下20℃前後の厳しい冷え込みが続いています。
まるで町全体がすっぽりと冷凍庫に入ったようです。
外に出ると手袋をしていても指がジンジン、頬がピリピリと痛みます。

昨日の寒さは特別で、
ナナカマドの赤い実にも
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木々の枝にも、真っ白な氷の花が咲きました。
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こういう日車で走っていると、息を呑むような絶景に出くわすことが少なくありません。
思わず停まって写真を撮りたくなりますが、冬場の路肩駐車は危険そのもの。
後ろ髪を引かれながら、大概通り過ぎることになります。

そういう時は風景を目に焼き付けます。
そうして、私はなんて幸せ者なんだろうと思う事にしています。
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この日は日中になってもなかなか気温が上がらず、
正午近くまで霧氷を楽しめました。

はらはらと氷が落ちて木の枝が目立ち始めた頃、ハクチョウ達が沼に戻って来ました。
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東京から戻って来たとき、ここは別世界だと思いました。
氷の国。
厳しく美しい、お伽の国。
ほんの数日離れていただけなのに、不思議です。

お伽の国での暮らしが始まりました。
背筋をしゃんと伸ばして深呼吸。
さあ、頑張るぞぉ!




2014年1月15日

独り言

今年のお正月は 生まれて初めて1人で過ごしました。
正確に言うと、1人と1匹。

娘の結婚式を間近に控えていたので
無理に戻ることはないと子供達に伝えてありました。

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元旦の朝、亡くなった父の夢を見ました。
以前飼っていた愛犬(Harper)も一緒でした。

父は嬉しそうに 「みんなで写真を撮ろう。」と言いました。
すっぴんだった私は気が進まなかったのですが、
嬉しそうな父の顔を見て嫌だとは言えませんでした。
『とりあえず写真を撮ろう。化粧をした後でまた撮り直せばいい。』

そこで夢が覚めました。
目が覚めて、夢の中に夫がいなかったことに気づきました。

夫は夢にあまり出て来てくれません。
朝から晩まで夫のことばかり考えていたときも、
寂しくて恋しくてたまらないときも、
どういうわけか ちっとも出て来てくれません。

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披露宴のプロフィールムービーで、
若い頃の夫と、そばではしゃぐ子供達の顔が映し出されました。

天真爛漫な娘の笑顔を見るうちに 胸がいっぱいになり、
涙を堪えるのに苦労しました。


でも我慢できたのもそこまで。
時折声を詰まらせて読む、娘からの「両親への手紙」を聞いて
とうとう我慢ができなくなってしまいました。



お母さんへ

お母さん、今まで本当にありがとう。
私が小さい頃から お母さんは歌ったり踊ったり、くだらないことをしていつも笑わせてくれました。
お互い抜けているところがあるから、2人で一緒に行動すると、
必ずハプニングがたくさん起きて、その度に2人で大笑いしていたことを思い出します。

お母さんの底抜けに明るいところも、すぐ落ち込むことろも、鈍臭いところも、
大げさなところも、一生懸命なところも大好きです。

お父さんは向上心が強くて、50歳を過ぎても目標をもって毎日勉強してたね。
私や弟にも厳しくて辛いときもあったけど、
今思うとそのことがあったから今の自分があるんだと思います。

お父さんは不器用で真面目な人だったけど、お母さんと同じで
ほんとにくだらないことをよく言って笑ってたね。
家族4人で大笑いしていた時が一番楽しかったです。
私は2人の娘に生まれて本当に良かったと思います。

お父さんが亡くなって6年になります。
お父さんが病気になった時、私は東京で1人暮らしを始めていて、
お母さんの傍にいられなくてごめんなさい。
仕事が忙しいといって あまり北海道に帰らなかったこと、今でも後悔しています。

お母さんは私を心配させまいと元気に振舞っていますが、
本当は北海道で1人で暮らすのは不安なんだろうなと思っています。
私が結婚して、私に頼らないようにしようと思っているかもしれないけど、
そんな心配しなくていいから、いつでも頼ってね。

もう知っていると思うけど、〇〇さんはすごく優しくて、とても頼りになる男性です。
私の頑固なところも持ち前のおおらかさで全て包んでくれます。
これからは〇〇さんと2人で、たくさん親孝行させてください。

そして〇〇さんのお父さん、お母さん。
これからは2人を「お父さん、お母さん」と呼ばせて頂けることを
とても幸せに思います。
これからも どうぞよろしくお願いします。



泣いている私を見かねて、隣に立っていた息子が
「ハンカチ要る?」と声をかけてくれました。
息子の目も真っ赤でした。


2014年1月14日

娘へ

娘が、とうとう花嫁になりました。

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おめでとう。

素晴らしい花婿さんに出会えて、よかったね。
皆さんに祝福していただけて、よかったね。

また家族が増えて本当に嬉しいです。

そうだ!
いつかみんなで一緒に「大富豪」をして盛り上がろう。
お父さんが居た頃みたいに。
成績表をつける役目、任したよ。

辛い事もあったけど、人生捨てたもんじゃないね。

ありがとう。
そんな気持ちにさせてくれて。

私達のところに生まれてくれてありがとう。
ホントにホントにありがとう。



2014年1月10日

誰にでも癖はあると思うけれど、
さわらの癖はちょっと変わっています。

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水を飲む前に、必ず前足で水をかきかきするのです。
しかもかなり派手に‥。

普通の食器だと周りはビチャビチャ。
肝心の水はこぼれてしまい 食器にほとんど残りません。

ペット用の給水器を試してみましたが上手くいかず
結局、新しいトイレを買ってきて食器の代用にしています。

ド~ン!
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水道から直接水を飲むときも、両足で威勢よくかきかきします。
かきかきの儀式なしに水を飲むことがありません。

こういう子って多いのでしょうか。
そもそも どうしてそんな事をするのでしょう。

猫語が分かれば理由を聞けるんだけど、謎は解けぬまま続いています。
ねぇ、さわら~。




2014年1月 9日

美しき水鳥

近所の公園にある池に 美しい水鳥がやって来ます。
南国で見る艶やかな鳥とは違った、静かで落ち着いた色をしています。

この鳥はコガモのオス。
マガモやカルガモよりも一回り小さな鳥です。
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こちらはカワアイサのオス。
カルガモよりも大きく、全長は65cmほどあります。

おかっぱ頭のようなヘアースタイルがユニークです。
深い光沢のある緑と赤いくちばしの対比が なんともいえません。
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全身黒づくめのこの鳥は、クイナの仲間でオオバンと言います。
コガモと同じくらいの大きさの鳥です。

くちばしが淡いピンク色で額が白く、ルビーのような赤い目をしています。
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そして最後はヨシガモ。

繁殖羽への換毛が終盤を迎え、
美しい緑と赤茶のナポレオンハットが見られるようになりました。
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換毛が進むと同時に、傷んだ右羽が劇的に回復してきました。
詳しくはこちらの記事をご覧くださいね。

http://tyunntyunn3479.blogspot.jp/2014/01/blog-post_7.html





おまけ
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2014年1月 7日

冬景色

本物の冬がやって来ました。
昨日の最低気温は氷点下18℃を下回り
今朝も氷点下11℃近くまで気温が下がりました。

霧氷(樹霜)
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寒さに震えながら 北国の景色を切り取ってまいりました。
どうぞ暖かくしてご覧ください。

放射冷却
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けあらし(川霧)
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凍てつく原野
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凍らない川
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焼ける空
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赤朽葉(あかくちば)
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おまけ

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数日前に降ったドカ雪で 再び辺り一面の銀世界となった恵庭市ですが、
苫小牧辺りで様子は一変。

乾いた道に寝そべる猫の なんとのんびりとしたことか。
つくづく 北海道は広いですね~。




2014年1月 3日

2014年

あけまして おめでとうございます

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ついに2014年が始まりました。

今年になってさわらは 少し怖かった風船が平気になり、
器用に前足を使って遊ぶようになりました。

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できることが増えていくのは見ていて楽しいのですが、
できていたことができなくなるのは やはり寂しいもの。

去年の後半はそういうことが個人的に増えて
ちょっぴり へこんでいましたが、
年を取って ある種の能力が落ちるのは当たり前。

できなくなったことを嘆くのは止めて、「新たな挑戦の始まり」と考えよう。
と気持ちを切り替えました。

2014年は、私にとってチャレンジの年。
さぁ、やるぞ~!

相変わらずの粗忽者ですが
どうぞこの1年、よろしくお願い申し上げます。