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花咲か日記

2014年3月24日

ねぐら立ち

庭をやっていると 季節の移り変わりに敏感になります。

雪の残る庭でスノードロップやクロッカスの芽を見つけたり、
バラに蕾がついているのに気づいたり、カエデの葉が色づき始めたり。
季節の変わり目は、いつも わくわくします。

鳥の世界も似ています。

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春のウグイス、夏のオオルリ、秋のシギ、冬のオジロワシ。
そして春と秋にやってくる渡り鳥。

そろそろ 本州からマガンが飛来してくる季節になりました。

ピークはもう少し先のようですが、朝から晴れるとの予報を信じ
早朝、ウトナイ湖に向かいました。

着いた時間は午前5時15分。
薄暗い上空を数羽のマガンが飛んで行きます。
慌ててカメラを用意し、湖岸へ走りました。

三脚にカメラを固定する間もなく
マガンの群れ(第1陣)が一斉に飛び立ちます。

ぎりぎりだったなぁ‥。
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切り絵のような風景
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この日のギャラリーはわずかでした。
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やがて陽が昇り、辺りが真っ赤に染まります。
湖面に映り込んだ太陽が眩しい‥。
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申し分のない空です。

「お願い、そろそろ飛んでおくれ‥。」
心の叫びが聞こえたのかどうか、第2陣が深紅の空を飛んでくれました。
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オナガガモも薄っすらピンク色に‥。
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本州で冬を過ごしたマガンたちは
ウトナイ湖や宮島沼などの中継地で羽を休め体力をつけた後、
繁殖地であるシベリアへ旅立っていきます。

毎年繰り返される春の大イベント。

季節に寄り添う暮らし、大切にしたいな‥。




2014年3月22日

玄関で越冬

去年の春に作った寄せ植えを、崩さずにそのまま
玄関に取り込んで越冬させてみました。

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根詰まりを起こして株が弱ってくるのではないかと心配しましたが、
今のところ まずまず順調です。


ラミウムの葉は元気そのもの。
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黒花ナデシコにも、新しい葉が出てきました。
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ダイアンサス・ソーティー(黒花ナデシコ)
学名 Dianthus Barb atus  Nigrescens ' Sooty '
英名 sweet william 
ナデシコ科ナデシコ属

短命の宿根草(もしくは2年草)です。
原産地は南ヨーロッパで、草丈40~70cm。

葉はブロンズがかった緑。
晩春から初夏にかけて黒味を帯びた赤い小花を次々と咲かせます。

耐寒性、耐暑性に優れているとありますが、
以前 庭に植えて越冬を失敗しました。
北海道レベルの寒冷地では 屋内に取り込んだ方が無難のようです。


アイビー
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オリヅルランもワイヤープランツも宿根ネメシアも
みんな玄関で頑張ってくれています。
(宿根ネメシアはちょっぴり徒長気味ですけれど‥。)

暖房の入っていない玄関は、まだそれほど暖かくありません。
それでも植物に新しい葉が次々と出始めました。

きっと長くなった日の光で、春を感じ取っているのですね。
あ~、風邪なんてひいてる場合じゃないなぁ。





2014年3月21日

臭腺

風邪をひいて、家でごろごろしています。

ほらほら、さわら。
一緒に遊ぼうよ。

顔の近くに棒状のものを近づけると
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必ずさわらは 頬をこすりつけてきます。
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猫の臭腺(しゅうせん)は
頬(正確には唇の両端)や額の両側、顎の下、肉球、しっぽ、肛門周囲にあるそうです。

対象物に顔をこすりつけることで自分の匂いを移し
「これは私のものだ。」と所有権を主張しているというのです。

なるほど‥。
分かった、分かった。これはおまえのものだよ。

顔をこすりつけてくる理由は他にも、
親しみの表明だったり、優位者への挨拶などが考えられるとのこと。

じゃあ私にすり寄ってくるのは、きっと愛情表現のひとつってこと‥だよね?


試しにそっと足を差し出してみたら
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あらま、予想外。


庭の雪は相変わらず雪に埋もれていますが、
庭木の新芽に力を感じるようになってきました。

シャラ
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春~よ来い、早~く来い ♪





2014年3月20日

ご褒美

時々自分にご褒美を買ってあげます。
雪かきを うんと頑張った時とか、庭仕事を頑張った時とか。

一番最近のご褒美は、ファンデーションのコンパクトケース。
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小花のちりばめられた美しいケースで
見る度心が躍ります。


子供の頃、新しいクレヨンを買ってもらった時を思い出します。
ふたを開けるといい匂いがして、
薄紙の下にピカピカのクレヨンがきちんと並んでいて‥。
もう嬉しくて嬉しくて。

どうやら私、子供の頃から あまり成長してないみたいです。


でも一番嬉しいのは、やっぱりお金を出しても買えないご褒美。

美しい夕焼けだったり、渡り鳥のねぐら立ちだったり、
大切な人たちの幸せだったり‥。

(下の写真はプロに撮って戴いたものです)
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もちろん、おまえの存在もね。
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2014年3月18日

コーヒー豆

暖かくなったり、寒くなったり、春を迎える前は大忙しです。

昨日の朝の気温は、氷点下8℃。
大地はまだ凍えていました。
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ところが日中は4℃台まで上がり、家の中だと汗ばむほど。
久々に上着を脱いで過ごしました。

住宅地の道は雪がとけて、ぐちゃぐちゃです。
大きな水たまりや深いわだちが、そこらじゅうにできました。

今日になってとうとう雨が降り出しました。
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濡れた窓を見ながら、コーヒー豆を挽きました。
ゴリゴリと音がして、いい香りが部屋に立ち込めます。

豆を挽くのは夫の役目でした。
私がフィルターを用意したり、カップを温めたりしている間、
いつも豆を挽いてくれました。
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大きな肉の塊を切り分けたり、
用意したお好み焼きのタネを焼いたりするのも夫の仕事でした。

ゴリゴリゴリ‥
もうすぐ春がやってきます。




おまけ

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2014年3月16日

ちょっぴり遠出

ちょっぴり遠出をした日は、風の強い日でした。
路肩に積み上げられた雪が吹き飛ばされ、白い筋になって道を走って行きます。

恵庭市の今の積雪深は、およそ70cm。
町から雪が消えるのには、まだ少し時間がかかりそうです。

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車を1時間ほども走らせれば 様子は一変します。
辺りに雪がほとんど見当たりません。

枯草の向こうにキタキツネを見つけました。
キタキツネも私を見つけたようです。

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尻尾のふさふさした美しい子でした。

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林縁を走っていて、道の真ん中にエゾシカを発見。
臆病なエゾシカが こちらに向かってゆっくりと歩いて来ます。
メスと小鹿のようです。

驚かさないように息をひそめます。

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こちらは移動中に見つけた、コートを羽織った馬。
競走馬でしょうか。

馬の防寒着は馬着(ばちゃく)というのだそうです。
紫色の馬着がお似合いでした。

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雪解けの進んだ沙流川の河口では、久しぶりにオオワシを見ました。

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若鳥です。
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帰り道、ウトナイ湖は雪でした。

白い蓑をまとったダイサギの群れが
ひっそりと身じろぎもせず佇んでいました。

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北海道は広いですね。
すっかり雪のなくなった景色は衝撃的でした。

今、恵庭は雪。
灰色の空から 次から次へと舞い落ちてきます。

もう少しの辛抱です。





2014年3月13日

春に向かって

木の枝にへばりついた霜は、冬の名残り。
薄暗い朝の寒さが指先を凍らせます。
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それでも 川の流れは勢いを増し、
間近に迫った春の訪れを予感させます。
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日が昇り空に色彩が蘇ると‥
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川面もまた、歓びの歌を歌いだします。
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強い風が 白鷺(ダイサギ)の冬羽を揺らしました。
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そんなに強く吹かないで。
この子の足はとても細いから。




2014年3月11日

彩雲

今朝公園に向かう途中、彩雲が見えました。
薄暗い空に浮かぶそれは、まるで希望の証のように見えました。

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3年前の今日。
多くの人々が命を落とし、家族を失い、友人を失い
住まいをなくし、日常を奪い取られました。

朝、「おはよう。」って挨拶したり
「早くしないと遅刻するよ。」って急かしたり
「行ってらっしゃい!」って微笑んだり。

そういうごく当たり前の暮らしが、ふいになくなってしまいました。

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雪に埋もれた公園に、桜の蕾を見つけました。
季節はめぐり、3度目の春がやってきます。

1日も早く被災地に、安らかな日常が戻りますように。
希望に満ちた笑顔があふれますように。

2014年3月10日

目が合っちゃった

昨日の夜、ドカンと雪が降りました。

シャーベット状の重~い雪を覚悟していましたが、
どちらかというと「しっとり雪」。
助かりました。

午前中はよく晴れていたんですけどね。

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雪だるまを作っている(?)のは、友達のエゾリスです。
お鼻についた雪が、ちょっといい感じでしょ。

邪魔しないから。
どうぞ。続けて、続けて。


下の写真は、マツの葉に隠れたつもりのキクイタダキ。
そんな痩せっぽちの葉っぱじゃ、丸見えだよ。
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意外にもキュートだった、ミヤマカケスの正面顔
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樹液でしょうか。
それとも雪解け水でしょうか。
枝にとまったハシブトガラが、美味しそうに滴を舐めていました。

おっとっと、バランスが‥。
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除雪作業にかかった時間は、のべ2時間半。
庭の雪が また一気に増えてしまいました。

近そうで遠い春。
気長にやっていくとしますか。



おまけ

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お外、まだダメ?




2014年3月 6日

ローズマリー

憧れのローズマリー。
庭に植えたかったのですが、北海道では越冬できません。

去年購入したポット苗を、一回り大きなスリット鉢に植え替えて
室内で越冬させています。

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ローズマリーは、シソ科マンネンロウ属の常緑小低木で
品種により30~200cmと 樹高に幅があります。

草姿から、立性、半匍匐性、匍匐性の3タイプに分けられるのですが、
我が家のはどうやら半匍匐性みたい。

今はキッチンに置いていますが、
雪がとけて本物の春が来たら 外に出すつもりです。

シックな鉢に植え替えて、よく陽の当たる所に置いてやろう。
今年花が咲くといいな。


昨日の夜から強い風が吹き荒れています。
地吹雪で視界が悪く、外出を諦めました。

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時々陽が射しましたが、長続きしません。
数分後には、そこいらじゅうが真っ白。
空から降ってくる雪なのか、積もった雪が吹き飛ばされているのか、
区別すらつきません。

風でできた雪の風紋。
春に向かって二歩後退です。
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おまけ
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昨日ワクチン打ったから、あたし雪かき無理です。
念のため。




2014年3月 5日

ワクチン接種

今日は さわら とドライブをしました。
と言っても、片道5分程度ですけれど。

それでも車が走行中は、にゃあにゃあ とよく鳴きました。

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目的地は、動物病院。
年に1回の予防接種(ピュアバックス)を受けるためです。

体重測定と触診のあと、神業のような素早さでチクリ!
先生、すごいね。

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また来年の予防接種まで、病院に行かなくてもすみますように。

さぁ、さわら。
今日はもう、ねんねしようね。





2014年3月 4日

ときめいて

ハクチョウの子供は鼠色をしています。

成長するにしたがって色は淡くなり、
やがて親のように美しい白い羽に変わっていきます。

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鼠色の羽の上にできた水滴。
きらきらと輝いてまるで宝石のようです。

この時ばかりは、鼠色の羽の方がいいなと思います。
純白の羽の上では水滴は目立ちません。
ただの水滴のままです。

ときめきながらシャッターを切ります。


※※※ ※※※ ※※※ 


私が鳥見にハマるきっかけとなったオジロワシ。

天然記念物、絶滅危惧種、希少種と、肩書はたくさんありますが、
肩書などなくても人を引きつける魅力がいっぱいです。

鋭い眼光、尖ったくちばし、
精悍で気高いこの鳥は、羽を広げると2mを超す大きさになります。

今季はチャンスに恵まれず、このままシーズンが終わってしまうのだろう と
諦めかけていましたが、ここにきてようやく機会がめぐってきました。

シャッターを切りながら、胸が高鳴ります。

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※※※ ※※※ ※※※ 


海外からのお客様が
防寒着を脱ぎ、氷点下の北海道でジャンプ!

はち切れそうな笑顔とエネルギーに、こちらまでワクワクしてしまいます。

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思う存分、旅を楽しんで。
いっぱいいっぱい、ときめいて。




2014年3月 1日

独り言

春を思わせるような穏やかな陽気が続きました。

路肩に積み上げられた雪は一回り小さくなり、
道のあちこちに大きな水たまりができています。

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先日 陽だまりの中、ベンチに腰かけて
ぼんやりと池の水鳥達を眺めていました。

羽づくろいをする者、くちばしを背中に埋めて昼寝する者。
長閑です。

自分も鳥の仲間になったつもりで ゆったりと春の光を愉しんでいると、
突然1人の女性が私の顔を覗き込み 話しかけてきました。

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何だろう。
もしかして、何処かでお会いした人?

初老の婦人は、はっきりとした口調で
「私、フィルターケースをなくしたんです。」と仰る。
どうやら池の周りを歩いているうちに落としたらしい。

慰めるつもりで
「落ち着いてゆっくり探せば、きっと見つかりますよ。」と答えると

「2度も見て回ったのだから、誰かに取られたに違いない。
そんなことをするのは、カメラをやっている人ですよ。」と語気を荒げました。

「誰もケースを取ったりしないと思いますよ。
もし見つけたとしたら、きっと目立つ所に置いておいてくれるでしょうから。」

「普通の人ならね。」と吐き出すように言って、
彼女は私の顔をじっと見つめました。

えっ?
‥なんとも言えない嫌な気持ちになってしまいました。



以前、粗大ゴミの回収日に
出したゴミが回収されないで放置されていたことがありました。

役所に連絡すると、すぐに伺いますとのこと。
ありがたいと思いました。

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事情はすっかり電話で話していたのですが、
残された粗大ゴミを見ながら

「おかしいなぁ。これを見落とすとは‥。」と首をかしげる。

「人はミスをするものですから。」とのんびりした口調で返事をしていたら、

「ゴミはいつ出しましたか?」
「シールは貼っていましたか?」
「最初からこの場所に置いていましたか?」との質問。

えっ?

もちろんゴミは早朝、決められた通りちゃんと出していたし
移動させてもいません。
そのことは、さっき電話で説明したはずなのに‥。

放置されていたゴミは全て車に積まれて回収されましたが、
しばらくモヤモヤとした気持ちが残ってしまいました。


誰かの物を盗んだり、誰かを騙してお金を巻き上げたり、
そういう殺伐とした世の中だから
身を守るために用心は必要だと思うけれど
落ち度がないのに疑われるというのはやっぱり嫌なものです。

七度尋ねて人を疑え。
私も気をつけなくては‥。