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花咲か日記

2014年11月30日

放射冷却

今日は朝からよく晴れました。
川霧で防風林の向こうが霞んで見えます。

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足元の雑草は 一様に分厚い霜のドレスをまとい‥

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細い枝にも、小さな種にも、ひとつ残らず
冬の魔法がかかりました。

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キタキツネが、じっとこちらを見つめています。

ふわふわのしっぽ。
豊かな毛並み。

すっかり冬の準備を整え終えた、美しいキタキツネです。

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長都大橋にも霜がおりていて、走るとシャリシャリと音がしました。

3日頃から一段と寒さが厳しくなるとか。
いよいよ本格的な冬の到来ですね。


生姜はちみつ紅茶を飲んで、
ヒートテック着て、
熱々の湯たんぽ入れて、
ついでに暖房の蓄熱量、ちょっと上げるかな。

さぁ、覚悟はできた。
いつでもかかってきなさい、冬将軍!



おまけ

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覚悟?





2014年11月28日

真似をしたわけじゃないんだけれど


黒い帽子を被って、千鳥格子のストールをぐるぐる巻いて、
冬の森に出かけたら‥

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ちびすけのコゲラに出会いました。
あれあれ、何処かで見たことあるような羽色。

もしかして、かぶっちゃったかな。

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コンコンと木をつつく音がします。

いたいた。
アカゲラのメスです。

ちょっっぴり羽を広げた後ろ姿。
あはは、これはどう見ても丸かぶりですね。

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お~、珍しいキツツキがいました。
オオアカゲラのオスです。

いや~、またまたかぶっちゃいましたか。

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いえいえ、大丈夫。
僕の帽子は真っ赤ですから。

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コゲラにアカゲラ、そしてオオアカゲラ。
ヤマゲラこそいませんでしたが、恵庭の森はキツツキ達でにぎやかです。



おまけ

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あ~、忙しい。忙しい。



2014年11月26日

お誕生日おめでとう

今日はさわらの誕生日でした。

ケーキにろうそくを4本飾って Happy Birthday to You ♪ 
なんて陽気に歌ってやろうかと思ったりもしましたが、
ろうそくの火を吹き消すのは私だし、ケーキを食べるのも私。

さわらを口実に 自分だけがいい思いをしているようで気が引けるので、
今年はお気に入りの公園に連れて行ってやることにしました。

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ほら、着いたよ。

どう、木に登った気分は?
野生の血が騒ぐ?

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外の風が気持ちいいのは、何でだろうね。
おまえは、どう思う?

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病気にもならず、事故にも遭わず、無事に4才を迎えられて、ありがたいことだね。

5才の誕生日も、6才の誕生日も、7才も8才も‥
いつまでも元気にお祝いできるといいね。

おばあちゃんと、おばあちゃん猫の暮らし、悪くないと思わない?

おまえは、たまにピカピカ達に頭をなでてもらって、
私は肩を叩いてもらったりして‥。

2人して一緒に年をとっていこう。

お誕生日おめでとう。




2014年11月24日

お月さまに誘われて

目が覚めて窓の外を見たら、夜明け前の空に三日月が出ていました。

なめていた飴が 消えてなくなりかけた時のような
細くて 今にも壊れてしまいそうな月です。

窓越しじゃ物足りないな‥。

急いで身支度をすませ、カメラを持って外に出ます。

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誰も居ない通りは いつもとは違って見えて、
おばさんの冒険心を駆り立てます。

そのまま近くの公園まで歩くことにしました。
月が一緒について来ます。

吐く息が白く見えます。
でも、ちっとも寒くない。

公園はひっそりと静まり返っていました。
眠っていたマガモ達が私の気配に驚いて、
グェッ、グェッと鳴きます。


東の空に朝焼けが広がり‥

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暗い夜が終わって、新しい朝が始まります。

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おまけ


開かないです。




2014年11月21日

放鷹

撮りためた写真の整理をしていましたが、なかなか作業が進みません。
気分転換にと、カメラを持ってふらりと出かけました。

丘の上に人影が見えます。
もしやあれは‥。

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若い鷹匠の腕にとまっているのは、ハリスホーク(モモアカノスリ)。
鷹の仲間です。

聞けば、今から鷹狩(放鷹 / ほうよう)の訓練をするとのこと。 
それはすごい。

ためらいながら
「写真を撮らせて戴いてもいいですか?」と尋ねると、
にっこり笑って、「 いいですよ!」とのお返事。

ありがとう。

かくして おばさんは、
めいっぱい両足を踏ん張って 「 さあ来い!」とカメラを構えたのでした。

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地面すれすれを滑るように‥
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戻る場所は‥
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少女の手。
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お帰り。
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2014年11月19日

長都沼

初めて長都沼に行ったのは、夫が亡くなる数年前でした。

いい所らしいよ。
夫があまり嬉しそうなを顔をしてそう言うので、しぶしぶついて行くことになりました。

その日は風の強い寒い日で、沼に着いてすぐに手の先が冷たくなりました。
生きものの姿は何処にもなく、
静まり返った沼で 葦原が音をたて なびいていたのを覚えています。

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数日前、知り合いを長都沼に案内しました。

空は、雁と白鳥でいっぱいでした。
陽の光に透けて見える白鳥の美しいこと。

あれはマガン。
あっちはヒシクイかな。

水を蹴って走り、飛び立って行くものもあります。

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穏やかな水面には、肩を並べて飛んでいく白鳥の姿が映り込んでいました。

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何もいない沼の縁で、夫は一緒に写真を撮ろうと言いました。
そんなことを言われたのは初めてだったので 私は大いに驚きました。

 夫がコンパクトデジカメをセットして、2枚ほど写真を撮りました。
写真の中には私の肩に手を回し、口を真一文字に結んだ夫が写っていました。




知人と並んで立って、次々と舞い降りる白鳥を眺めました。
夫にも、これを見せてあげたかった‥。





2014年11月17日

もみじ

散歩中、紅葉真っ盛りのもみじを見つけました。

初冬の公園で そこだけがまるで秋のままでいるような、
美しく不思議な風景でした。

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燃えるようなもみじの葉。
よくぞ傷まずに、今日まで残っていてくれたね。

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霜がおり、雪が降り、乾いた寒風が吹き荒れ。

木々の多くはすっかり葉を落とし、
冬の姿へと既に移り変わっています。

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むき出しの枝に 夏鳥のモズがとまっているのが見えました。

もう虫もいないだろうに、おまえはどうしたの?
早く南に渡っておゆき。

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しわしわになったハマナスの実。

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長い冬が始まりました。

 

おまけ

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ゆらゆらしてる。




2014年11月16日

独り言

蛇口をひょいと持ち上げれば 当たり前に水が出て、
お湯が出て、美味しい水が飲める。
スイッチひとつで、真冬でもぽかぽかと暖かな部屋になる。

お掃除だって、ロボットがやってくれる時代だ。

それを悪いとは思わない。

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でも、便利な生活に慣れ過ぎてしまうと、そのことに麻痺してしまうことがある。
我慢することも、工夫することも、感謝することも
いつの間にか忘れてしまう。

私はそうだった。
今もそうかな。


子供の頃、冬は寒かった。
ダウンジャケットもなかったし、あたたかなブーツもなかった。

しもやけになる子が普通に居た。

それでも晴れると近所の子供達が集まって、みんな外で暗くなるまで遊んだ。

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消費税が上がり、電気料金が上がり、
それまでのようにのんびりとしていられなくなった。

節約生活のために、とりあえず洗い物にお湯を使うのを止めてみた。
厚手のゴム手袋をはめると、真冬でも冷たくない。

我慢ばかりではつまらないので、
お洒落な色の手袋を買った。
ちょっぴり洗い物が愉しくなった。

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寒さ対策に湯たんぽを使っている。

コーヒーポットから 熱いお湯をトポトポと入れる。

ベッドの中に湯たんぽを入れておくと、
掛け布団の上から、さわらが体をくっつけるようにして寝る。

猫用の小さなブランケットをかけて、
背中を優しくトントンしてやる。
スースーと小さな寝息が聞こえる。

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そっとさわらの耳を触ると、ほんのりと温かい。


少し手間がかかる暮らし。
ちょっぴり我慢のいる暮らし。

もしかしたら、そう悪くないかもしれない。




2014年11月15日

寒気

とうとう冬がやってきました。

灰色の空から 静かに雪が降ってきます。
次から次へと。


ディアボロ
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積もるほどの雪ではないけれど、景色が一変しました。
空が凍り、地面が凍り、吐く息も真っ白です。



ロサ・グラウカ
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湯たんぽと厚着で凌いできた寒さも、この辺りが限界。

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昨日の夜、始めて家に暖房を入れました。

ぽかぽかだね。
幸せだね。

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石油ストーブは‥
おぉ、ちゃんとついたね~。

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おまけ

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2014年11月13日

川霧のち陽炎の日

お昼を過ぎた頃から急に風が強くなってきました。
ゴーゴーとうなり声をあげて、すっかり葉のなくなった庭木を派手に揺らしています。


一昨日は朝から、風のない いいお天気でした。
その分 気温が下がりました。

見慣れた田舎道に川霧が流れ込み、まるで別世界。
こんな日は、ちょっっぴり得をした気分になります。

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ウトナイ湖のマガンも、少し霞んで見えました。

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日中は気温が上がり、ぽかぽかと暖かくなりました。

下の写真は ししゃも漁で賑わう鵡川沿岸。
カモメを引き連れて、漁船が行き交っています。

カメラを持ったまま、大きく深呼吸をしてみます。
う~ん、気持ちいい。

漁期は今月19日までだそうです。
あと1週間足らずで終わりかぁ‥。

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商店街のあちらこちらに、ししゃもが干されていました。
みんな上を向いて お行儀よく並んでいます。

いい匂い。

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こちらは、沙流川河口を埋め尽くしていたカモメの仲間。
ものすごい数でしょ。

それが何かの拍子に、一斉に飛び立つんです。
迫力満点です。

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ミツユビカモメ
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海岸近くの草原(鵡川)では、ダイサギ。

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とうもろこし畑(デントコーン)では、タンチョウの親子。

鵡川は自然豊かないい所ですね。

写真をよく見ていると、背景がゆらゆらして見えます。
陽炎でしょうか。
冬の陽炎、ちょっといいですね。

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最後は長都沼の夕日です。

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田舎暮らしが、きっと私には合っているんですね。
毎日が愉しくってしかたがありません。

これから冷え込んで、夜には雪が降るそうです。
雪かき用のスコップ、そろそろ出しておこうかな。



おまけ

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それより、ストーブつけてみようよ。




2014年11月10日

恵庭公園

北国にしては暖かい11月が続いています。
ただそれも、どうやらあと3日のことで、
今週の木曜あたりから あの厳しい寒さがやってくるのだそうです。

葉が落ちて恵庭公園がすっかり明るくなりました。

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足元に積み重なった落ち葉は、歩くたびカサカサと派手な音をたてます。
あまりに大きな音なので、
近くの野鳥が逃げてしまいはしないかと心配になります。
そろりそろとり歩いても、カサカサは消えない。

仕方ないので鳥の気配を感じるたび、立ち止まって目を凝らします。

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わずかに残った落葉樹の葉。
黄色い葉はカラマツで、赤い葉は‥桜かな。

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アカゲラが黄葉したカラマツを背に、
むき出しの太い枝をピョンピョンと移動していきます。

顔も胸も、心なしかカラマツの葉色に染まって見えます。

ここはまるで秋のままだね。

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ユカンボシ川に沿って植えられた低木の枝先に
ツヤツヤした黒い実が揺れていました。

シワのない、ピーンと張りつめた実は、まるで幼い少女の頬のようです。

ナツハゼでもないような、キハダとも違うような。
おまえは‥いったい誰なの。

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鮮やかな黄色い葉は、山吹の葉です。
日当たりが悪くて黄葉が遅れたのでしょう。

おかげで美しい葉をカメラに収めることができました。

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おまけ

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おまえ、男の子だったんだね。



2014年11月 7日

ハクチョウのおはなし  ピカピカらへ


さむい北の国シベリアからハクチョウがやってきました。
羽を広げると お父さんやお母さんよりも大きな鳥です。

ここは北海道、ウトナイ湖。
ハクチョウたちは 冬をあたたかな日本で過ごすため、遠い国から旅をしてきました。
ここでしばらく休んだあと、もっとあたたかな本州へわたっていきます。

1羽のハクチョウがバシャバシャと水しぶきをあげて 湖の上を走りだしました。

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少しはなれた仲間のところへ行くためです。

コゥ、コゥ、コゥ。

すんだ11月の空にハクチョウの声がひびきわたります。
仲間も首を上げ下げして、あいさつにこたえます。

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2羽はしばらく よりそっていましたが、
やがて1羽のハクチョウが なごりおしそうにはなれていきました。

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待って‥。

残されたハクチョウは羽をばたつかせ、追いつこうとけんめいに走ります。
でも、うまく飛びあがれません。

左の羽が ひどくいたんでいるのです。

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もう1羽のハクチョウはふわりと浮きあがり、
ゆっくりと他の仲間のところへ飛んでいきました。

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飛べないオオハクチョウは、静かに岸に向かって泳ぎ始めます。
ぼくはみんなと一緒に、南にわたって行かれない‥。

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岸には ヒシクイという鳥がいました。
仲間と離れ、何年もウトナイ湖の近くですごしているこの鳥も、
やはり羽をいためていました。

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ヒシクイはいいました。

さあ、むねをはって!
羽を広げて!

ぼくらは一人じゃない。
羽の色はちがうけど、ぼくたちは仲間だ。

そうさ、仲間なんだ。

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ハクチョウは羽を広げてみました。
バサ、バサ、バサ。

体は少しも浮きあがりはしなかったけれど、
なんだか体の底から力がわいてくる気がしました。

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2014年11月 4日

笑い声

12月上旬並みの寒気が入り込んだ北海道。
とうとう恵庭にも雪が降りました。

取り込み忘れていたハリネズミの泥落としが、花壇の中でひっくり返っていました。
昨日の強風で吹き飛ばされたんですね。
背中に少し雪が乗っかっていました。

せっかくなので芝の上に置いて記念撮影です。

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赤く熟したノイバラの実に ヒヨドリがやって来るようになりました。
ロサグラカの実も真っ赤ですが、こちらの人気は今ひとつ。

何がどう違うのか。
ヒヨドリさん、ホントのところはどうなの?

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庭の冬支度、残り2割りになりました。

明日からは しばらく良いお天気が続きそうです。
今週中に全部片付けた方がよさそうですね。


※※※ ※※※ ※※※ ※※※ 



昨日母と電話で話しました。

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耳の遠くなった母との会話。
大きな声でゆっくり話しますが、なかなか通じません。
何度も繰り返し話ているうちに、ハッとします。
これじゃあまるで怒鳴っているみたい。

お母さん、ごめんね。


気付けばいつの間にか私も50代。
以前のように無理がきかなくなりました。
みんな順番に年をとっていきます。

耳の遠くなった母は、大きな声で笑います。
お腹の底から絞り出すような、低く力強い笑い声です。

どんなに年をとっても、できれば笑っていたいな。
母さんみたいに。



おまけ

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にゃはは。



2014年11月 2日

秋から冬へ

雨が降っています。
11時現在、気温は14℃。
これだけあると陽射しがなくても暖かく感じます。


昨日は寒い朝でした。
濃い霧が立ち込め、ひんやりとした空気が漂っていました。

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襟元をかき合わせ、ひっそりと静まり返った庭を歩きます。

柏葉アジサイの葉が真っ赤です。
きれい‥。

これじゃあ、まだ「こも」は巻けないないなぁ。

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こもやネットは乾いた寒風から植物を守るために巻きます。
保温効果自体はありません。

耐寒性の劣るものは、横倒しにして雪の下に埋めてやるのがベストです。
積雪の少ない所では土の中に埋めたり、落ち葉をかけて凍害から守ります。




※※※ ※※※ ※※※ ※※※ 




10月下旬あたりから渡り鳥の数が増えてきました。

こちらは冬の使者、コハクチョウ。

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そしてこちらは、天然記念物のヒシクイ。

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季節は秋から冬へ。

灰色の空からふわふわと雪が舞い落ちる日、
そう遠くないかもしれないなぁ。



おまけ

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あたしのブランケット、アクロンの匂いがします。