ホーム >

花咲か日記

2018年8月 7日

片想い


あれから11年

遠い昔のような気もするけれど
つい昨日のことのような気もします

夏の暑い日 52歳の若さで 突然夫が逝ってしまいました


P6050272.JPG

私はずいぶん年をとってしまいましたが
11度目の夏もそれなりに元気で

夫の真似事をして写真を撮り 野山を歩き PCを触っています


その間 何度も

バラが咲き

P6140038.JPG

ユキムシが飛び

PA154988.JPG

ススキがほうけ

PB108587.JPG

草木が樹霜に覆われたり

PC200103.JPG

太陽が地平線に沈んだりするのを見てきました

P1060096.JPG

春になって 雪の中から顔を出すスノードロップや

P3230017.JPG

桜や

P5050220.JPG

タツタソウの花を愛で

P4290214.JPG

ツルアジサイが雨に打たれるのを見てきました

P6020027.JPG


子ども達は結婚をし 3人のチビにも恵まれました


PA080396.JPG

P9140101.JPG

付録のような人生だと思っていましたが
間違っていました

まるでご褒美ような人生


ただ‥ 時々無性に会いたくて 会いたくて
こればかりは どうしようもありません


P8020091-001.JPG

私の使っている自転車や芝刈り機は いつだってピカピカでした

知らないうちにへこんだタイヤには
ちょうどいい具合に空気が入っていて
パンクしたタイヤも元通り

お気に入りのカップが割れても
リヤドロの人形が壊れても
数日後にはきちんとなおっていました

私なら 「なおしておいたよ」と胸を張るところだけれど
夫はなにも言わないまま

ありがとう とお礼を言うと
いつも ちょっぴり口元が緩みました


11年間 ずっと片想いの私
ヒゲ君 つくづくあなたは罪な人だ




おまけ

P4270085-001.JPG
あたしも会いたかったな




コメント

おまささんとの ブログ交信も 10年ちかくに(それくらいだよね)に
なるけど あっという間の、、と
いえる 年月だわね〜
若い はたらきざかりの 年で 『お星様」になったひげ君は
だらだらと 今迄いきている  我らと違い
きっと密度の濃い 毎日の時間を すごされた、、と
思いますよ〜
と 言われても、、  なんの なぐさめにもならないことは
よくわかりますけど、、

結構 なにかしら 夫に グチをいっているわたし、、
それでも 夫が先に逝ったら いい思い出ばかりに
なるかしら、、   う〜ん   どうだろうか〜

ひげさんは 
元気で  さわらちゃんと すきなことを 楽しんでいるおまささんを
いつも そばで 嬉しく見ている 、、と わたしは 思っていますよ〜

おまささん
マタタビを植えられた御主人様ですね
今年も元気なマタタビに会え嬉しかったです🎵おまささんも素敵です🎵

katananke05 様

多分 愚痴を言える相手というのが かけがえのない存在なのですよ
なんでもない事を話したり 聞いたり 笑ったり 怒ったり しょんぼりしたり
そういう当たり前のことがなくなるのが 一番堪える
さすがにもう慣れましたけどね

10年近くお付き合いいただいて ほんとうにありがとう
カタナンケさんには ずいぶん助けていただきました
今後とも どうぞよろしくお願いします

関空ミナミ様

そうです そうです
崖に生えていたミヤママタタビの枝を
決死の覚悟でチョキンと切って 持ち帰って来た夫
頼まれてイヤイヤ 挿し木にしたら 成功してしまって
仕方なく庭の片隅に植えていたんだけれど(夫は不満げでした)
ある日洋書で 壁一面にミヤママタタビを這わせているのを見て
慌てて今の場所に移植したのです
今では庭にミヤママタタビを植えている方も増え
これをこの辺りで流行らせたのは 本を正せば夫かと‥
それを知ったら 夫も喜ぶかもしれません

とても、優しいご主人様なのですね・・・
そして、とても、
おまささんのことを愛されている・・・
お会いしたことはありませんが、
そう感じます。
実際に今、会ったり、お話ししたり、触ったり
出来ないのは、寂しく、せつないことでしょう・・・
想像するのも辛いです・・・。
でも、本当の痛みは、体験された人でないと
わからないのですよね・・・。

カタナンケさんが、おっしやるように
おまささんとご家族の方々とさわらちゃんを
きっと、側で優しく見守って下さっていると
思います。

拙いコメントしか出来なくて、
ごめんなさい・・・。
それなのに
いつも、優しくて綺麗な写真と言葉に
癒しを頂いています。
ありがとうございます。

ここよこ様

私にはもったいない人でした
目立たないところで いつもこっそりと助けてくれました
辛いことがあったときは 未だに夫の顔がチラチラ目に浮かぶけれど
いつまでも弱いままの私じゃ 夫に申しわけない
いい年して何やってんの?って笑われちゃいます
だから うーんと強くなって 亡くなった夫の分まで
おもいっきり人生を楽しみたいと思っています

優しいのは ここよこさんの方ですよ
こちらこそ いつもありがとうございます
お互い 元気でがんばりましょうね

ラブレターを 何度も繰り返して読ませていただきました

私のお友達にも ご主人が先にお空に旅立たれてしまった方が何人かいて
しょいきれるかと思うくらいの悲しみ、苦しみから立ち上がり
今という時間を一生懸命生きていらしゃいます

その生きる姿勢から いつも元気をいただいているわたしです

きっとこのあと、ご主人とまた出会えたときには 今までがんばってきたことの自慢話を ご主人に聞かせてあげるに違いないと思っています

今という時間を当たり前と思わずに
大切に
感謝して いきていかなくちゃなりませんね

そんなことに気づかせていただきました

おまささん、ありがとう

ソフィー様

生きているというのは素晴らしいことですよね
限られた人生の中で 奇跡のような毎日を存分に楽しみ
大切に愛しみたいと思います
夫の分までね

そういう気持ちでいられるのも 子ども達や母
それに近くでなにかと助けてくれる友人のおかげ
そうそう 忘れるところでした さわらもね!
人は1人では生きていけないですものね
もちろん ソフィーさんの思いやりにあふれたコメントも 私のパワーの源です
こちらこそ ありがとうです

コメントする