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花咲か日記

2016年2月15日

地吹雪

旅の始まりです
さあ 何から書けばいいでしょう

出発の予定時間は朝の4時30分でした

目覚めてすぐ
窓の外がぼんやりと赤く見えることに気づきました

雪です

午前3時
大急ぎで身支度をすませ 降り積もった雪を片づけます


旅は写真仲間と一緒でした

車を交代で運転します
私の担当は占冠から白糠まで
薄暗い雪道を走ります

2車線になると後ろから車が追い抜いて行きます
みんな 飛ばしています


最初の目的地は野付半島でした
途中で少し寄り道したので 着いたのは昼過ぎです

野付には とびっきりの青い空が広がっていました


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降り積もった雪が 陽の光でキラキラと輝いています
結晶のままの雪が光っているのです

きれいだけれど 寒い

寒いのは気温のせいばかりじゃありません
立っていられないほどの強風が 積もった雪を吹き飛ばしていきます

オジロワシの足元は地吹雪で霞み




雪原には雪の風紋ができ

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荒い波がブロックに砕け 白いしぶきが飛び散ります

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上空を舞うオオワシも 風のせいでスピードダウン

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一瞬 風が弱くなりますが
( 海の向こうに見えるのは国後です )

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すぐにまた風が雪を舞い上げます

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夕方 傾いた太陽が雪を照らします
吹き荒れる風がその雪を吹き飛ばします
流れる雪

それはまるで雲海のようでした

P2100176.JPG

動画も撮ってみました
次回に紹介しますね



コメント

うへえ〜
いくら鳥見のためとはいえ コノヨウな過酷な
状況の 旅は わたしゃ 出来ませんです〜
第一に寒さには 勝てん〜
(といっても ちょい前迄 吹雪いても スキーしてたけどね)
やはり 好きこそ、、ですね、、
でも この厳しい中の きぜんとした 鷲の顔つきを 実際に 間じかにみると
感動して 涙が出そうな、、気も します、、

katananke05 様

涙が出そうな気がしますか?^^
私も 過酷な環境で必死に生きる動物達を目の当たりにして
何度も胸が熱くなりました
雄大で美しい自然や そこに生きる生きものの姿は 実に感動的です
道東はほんとうに魅力的な所なんです

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