花魁道中 その1
すずらん踊りだ シャシャンコシャン
恵庭音頭だ シャシャンコシャン
恵庭の夏祭りは
ベランダに踏み台を置いて わずかに見える花火を眺め
遠くから聞こえてくる 盆踊りの曲を一緒に口ずさむだけで終わってしまいました
これではあまりに寂しい夏になってしまう と
一昨日 " すすきの祭り " の目玉となるイベント
" 花魁道中 " を見に行ってまいりました
すすきので最初に花魁道中が行われたのは 1872年(明治5年)
その再現が始まったのが1984年(昭和59年)だそうです
すっかり日の落ちた2016年のすすきの街を
新造や禿(かむろ)役を従えた花魁役が ゆっくりと練り歩きます
肩貸し と 花魁
見習い遊女
禿(かむろ)
薄暗い街に浮き上がる 白塗りの花魁
妖艶ですね~
花魁(佳津乃太夫)
沿道には 人 人 そして人
この道中には2人の花魁がいました
こちらはもう一人の花魁 夢千代太夫の一行です
手前右に見えているのは 新造 デビュー前の遊女です
禿(かむろ)の足元
そしてこちらは花魁の足元
三枚歯 黒塗りの高下駄を履いた花魁は
外八文字という独特の歩き方で
豊川稲荷から南4条通までを1時間半かけて ゆっくりと歩きます
それにしても‥高い
着物とかつらを合わせて30Kg
不安定な高下駄を履いて
暑い中 ほんとうにお疲れ様でした
新造
たくさんの写真を撮りました
1度に紹介しきれないので続きは次回に
コメント
katananke05 at 2016年8月 6日 20:18
すすきのは むかし 遊郭があったところだそうで、、
(そうよね?)
古い主要な町並みには どこにもあったようですが
わがまちも 東海道53次にあるので
それらがあったところは知ってますが
いまは 何の片鱗もなく、、
少し前迄 古い旅館がありましたが、、それもなくなり、、そして コノヨウな優雅な祭りものこっていません〜
この花魁薬は 募集されるのdスカ、、
いくら北海道とはいえ 夏にこの衣装はたいへんですね、、
とても幽玄でうつくしいわ〜
おまさ at 2016年8月 7日 05:02
katananke05 様
はい 昔は遊郭がありました
開拓時代は宿舎から遊郭まで 花魁道中を行っていたようです
花魁道中の花魁と新造役は毎年募集されています
ちなみに募集資格は 札幌市内または札幌近郊に住む18歳から30歳までの 明るくて健康な女性で
賞金は花魁が50,000円 新造が10,000円だそうです
花魁の衣装は今年18年ぶりに新しくなったとかで なんでもそれまでの10Kg増しとか‥
真夏の道中はさぞかし大変だったでしょうが 私達は つかの間現実を忘れ夢の世界を楽しませて貰えました
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