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花咲か日記

2013年4月27日

スプリング・エフェメラル

もうすぐ、エゾエンゴサクの咲く時期がやってきます。
エゾエンゴサクはケマンソウ科の多年草で、
北海道から東北にかけての寒冷地のみに自生します。

多くは、落葉樹の林床に群生します。
でも、人目に触れるのは春のわずかな間だけ。
木々の葉が茂り日が当たらなくなってくると
地上部は枯れて すっかり消えてなくなります。

でも決して株自体が枯死したわけではなく、
地下茎として夏と冬を過ごし、早春にまたあの美しい花を咲かせるのです。

ニリンソウやカタクリなどもこのスタイルで、
こういう草花の総称を「スプリング・エフェメラル」(Spring ephemeral)と呼ぶのだそうです。
ephemeral は「つかのまの、はかない、短命の」という意味。
なるほどな‥と思います。


もう10年近く前になるでしょうか。
初めて群生するエゾエンゴサクを見たときの驚きを、今も忘れることができません。
一面の青い絨毯は、息を呑むような美しさでした。

ニリンソウとエゾエンゴサク ( 2011/5/11 )
P5077176.JPG
(2006/5/10・撮影夫)
141637(1).JPG
野山で見るエゾエンゴサクの美しさは格別です。
でもそれを自分の庭に植えたい、とはあまり思いません。
風景を眺めている間は、全てが自分のもの。
それだけで十分です。


下の写真は我が家の庭のエゾエンゴサク(蕾)です。
えっ?話が違う?

自宅庭 (2013/4/26 )
P4261040.JPG
実はこのエンゴサク、山野草好きの知人からの頂きものなんです。
1株だけですが、今年で3年目になります。
大好きな花なので大切に育てていますが、我が家の庭ではなんとなく浮いている感じ。
私の植栽のマズさのせいですね。

ニリンソウの近くに移植しちゃおうかな。
いや待てよ。
エゾエンゴサクが消えたら大変だから、ニリンソウをこっちに移植しようか。

野山にひっそりと咲く花は、
やはり野山にあるのが一番なのかもしれません。




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コメント

おまさ様
 以前から訪問させていただいておりました。自然に対する温かい眼差しと写真の素晴らしさにいつも感動しております。
 実は、このコメントが公のホームページに乗ることは望んでおりませんが、ご連絡の手段が見当たらず投稿してみることにいたしました。
 ご相談したいことがございます。ご迷惑とは思いますが、もしもお気にかけたいただけましたらメールにご返事をいただけませんでしょうか?
多分おませ様は恵庭にお住まいでしょう。当方は長沼におります。

Nana 様

「メールに返事」ということは、きっと「お問い合わせ」に
ご連絡を頂いているということなのですね。
確認しましたがGmail に新しいメールが確認できません。
大変申し訳ありませんが、できましたら下記のアドレスに
ご相談内容を再度お送り頂けませんでしょうか。
masako3479@yahoo.co.jp

おそらくGmail に不具合が起きているのだと思います。
本当に申しわけありません。

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