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花咲か日記

2015年8月21日

なつとさわらと私と その2


階段を上った先で なつを待っていたのは
もちろん さわら

なつのしっぽが みるみるうちに膨らんでいきます

ウゥ~~

体に似合わない太い声でなつが鳴き
これは大変とハラハラの私

さわらのしっぽも膨らんで‥ 
あれっ? 
膨らんでいないじゃない

黙って小さななつを見ていたさわらは
ゆっくりとなつから離れて行きます

さわら お姉ちゃんになっている‥
偉いぞ

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何度かそんなことを繰り返しながら
なつは当たり前のように2階に上がってくるようになりました

さわらのキャットタワーでご機嫌のなつ

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なつがやって来た当初 寝床は1階に用意していました
さわらは2階
お互いのテリトリーを侵さないようにとの配慮からです

ちなみに 私はさわらと一緒に休んでいました

チビを1人にするのはちょっと気が引けましたが
ここはさわらへの愛情を示しておかないとマズイと思いましたので

夜眠くなると なつは自分用のベッドで眠り
2階に上がってくることはありませんでした (最初の2日間は)

でも 朝までは持たなかったようです

なつの鳴き声で目が覚めたのは 夜中の3時

どうしたの なつ?
寂しいの?

薄暗い廊下に 小さくて華奢ななつの体が浮き上がります

ダメだ 放っておけない

結局その日とその翌日は
シュラフを持って なつのベッドのそばに寝ることになりました

私がシュラフに入ると同時になつが潜り込んできます
なつの小さな温もりが 私の体に伝わってきます

かわいい なつ




なつは日に日に我が家に慣れ さわらに慣れ
大胆になっていきました

さわらとの距離がどんどん近づいていきます

シャーッ! や フ~!を繰り返しながら
少しずつ仲良くなっていく なつとさわら

そんな2匹を眺めているこは とても楽しいことでした


ベッドの上から
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ベッドの下から
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あれ?
いつの間にか 立場が逆になっている

ショックを隠し切れないさわら
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なつがお尻を振ったあと
さわらに飛びかかって 軽く猫パンチをお見舞いします

驚いたさわらが ふざけるなと怒ります

なつは 「ごめんなさい」と寝っころがってお腹を見せます

平和です

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初めてさわらから なつに近づいた 記念すべき瞬間
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滞在3日目から さわらとなつと私は同じベッドで眠るようになりました

枕元にさわら 足元になつ
幸せすぎて怖いくらいでしたが ちょっと狭い
セミダブルにしておけばよかったな

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なつは19日に本当のお家に戻って行きました

なっちゃん なっちゃん

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こっちを向いて

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5日間 ホントにありがとう

また遊びに来てね
きっと きっとね



これでなつとさわらと私のお話は終わりです
最後までお付き合い戴き ありがとうございました



コメント

5日間〜
「楽しいさわらの 夏休み日記」
って さわらちゃんは きっと綴ったことでしょう〜

つぎに なっチャンがきたときに 両方おぼえているのかしら、、それ とても興味あります〜
人間も 猫も犬も ひとりでは 成長しないもんね、、
仲間がいて 敵がいて 味方があり、、
さわらちゃん ぐっと 大人になったことでしょうね〜

ステキな物語をありがとうございます
うちにも 後輩にゃんこのパズが来てからいろんなことがありました
人もそうだけど にゃんこにもそれぞれのものがたりがありますね

いっしょにいられるしあわせ
これからも大事にしたいなあとあらためて思いました

なつとさわらと私と
5日間のノンフィクション映画ですね
監督兼カメラマンはおまささん
主演はなつちゃん
助演はさわらちゃん
最後のシーン
一番寂しく感じたのはだれかな...
一人で去って行くなつ?
それとも....

カタナンケ様

どうでしょうね~
覚えていいてくれるといいんですけれどね ^^

追いかけっこが大好きなさわら
なっちゃんが居る時は本気で走っていましたが
今はゆっくりトコトコトコ‥
やっぱり私じゃ役不足のようです 

なっちゃん どうしてるかな~

ソフィー様

ホントそうですよね~
それぞれの物語
楽しいことも嬉しいことも 辛いことやピンチも
これからどんな物語が始まるのか
この年になってもワクワクしています

Hiyoko 様

ノンフィクション映画ですか?
いや~ ありがとうございます
監督とカメラマンなんて 最高です!

友だちの家になつを送って行ったとき
キャリーバッグの中からこちらを見ていた なつの顔が今でも忘れられません
一番寂しく感じたのは やっぱり 「それとも‥」の人かな~

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